起業も子育ても楽しい移住!埼玉の小鹿野町
【移住者インタビュー】
工藤エレナ
1988年モスクワ出身地→福島県会津若松市→東京へと拠点を移した後
2019年に小鹿野町へ移住。現在の職業は蜂蜜酒類製造・IT関連・飲食店・移住コーディネーター等。
(取材年月 2024年1月)
お気に入りの場所
小鹿神社 町が見渡せる素敵な神社で子供七五三もこちらでした♪
インタビュー前に移住者へ一言お願いします。
大事なのは事前調査と勢い。冷静と情熱を兼ね備えた移住計画!
Q1. 移住をされてびっくりしたことはありますか?
出会った町民の多くが移住者にウェルカムでびっくり!「小鹿野にきてくれてありがとう」・「小鹿野を選んでくれてありがとう」という多くの方々からのお言葉が嬉しかったです。
そしてもうひとつ。実は最初、車がなかったのです!が、コンパクトシティで近隣にすべてあったため2年ほど車なしで生活しました。徒歩でお買い物もインフラも十分活用できました。さすがに2人目が生まれてから、車生活となりました。
Q2. 都内から移住後の暮らしはいかがですか?
お酒造りのために4年前に移住し、2年前に小鹿野町の廃校を改装して蜂蜜酒醸造所を設立しました。役場がとても親身になって伴走してくださり長年の夢が叶いました。そして3歳と5歳が通う保育園は広くて自然も多く、自宅も広い戸建てを格安で賃貸できて、足りないものは通販で購入しています。春の花粉・夏の湿気や虫・冬の寒さなど盆地や田舎ならではの四季折々の特徴はあります。そのデメリットを考えても、お祭りや行事、自然の豊かさ、人との関わりなどが楽しいため、日々幸せです。
Q3. 移住のきっかけと決め手を教えてください。
お酒造りを目指して小鹿野町にプレゼンを行い、役場のとても手あついサポートで小鹿野町に即決いたしました。
システムエンジニアの夫はリモートワークをしつつ、私は起業の準備をしながら廃校を改装して起業しました。
Q4. 現在の仕事はなんですか?
平日はお酒造り・土日は夫が駅前につくった飲食店を時々ヘルプ、移住検討者のサポートを行う移住コーディネーターなどで仕事を3つほど兼業し、あたらしい働き方を夫婦二人三脚で模索しています。
Q5. 移住者の方へのアドバイスはありますか?
ご自身の夢や田舎暮らしへの憧れに対して、それを実現するためのプランを焦らずにたてていくことです。冷静さと情熱をかねそなえて、事前準備や調査、祭りや行事に通って知人を増やすことが第一ステップです。いきなりの移住ではなく、二拠点生活からのスタートをされる方も多いです。ぜひ役場や移住コーディネーターにご相談を!町内を知るための移住生活が試せる住宅やご参加いただけるお祭りなどもございます。
Q6. これからやってみたいことは何ですか?
小鹿野にある地域資源や廃校を活用した事業をすすめて、子供のふるさとになるこの地を盛り上げていきたいです。