小鹿野町(おがのまち)にある尾ノ内渓谷では、毎年1月から2月下旬にかけて「尾ノ内渓谷の氷柱」が公開されます。地域住民によってつくられた氷の造形は、最大で高さ約30メートル、幅約250メートルにもおよび、芦ヶ久保、三十槌と並ぶ「秩父三大氷柱」の一つとして知られています。なかでも尾ノ内渓谷の氷柱は、その発祥の地とされています。
通常開園期間
1月4日(日)~2月23日(月祝)
開園時間
8:00~16:00
夜のライトアップ期間(土日祝のみ)
1月24日(土)~2月15日(日)
日没~20:00
※日によって異なりますが、目安として午後4時半頃からライトアップされることが多いです
環境整備協力金(※園内の維持管理のため、入園時にお願いしている費用です)
大人500円(中学生以上)※小学生以下は無料
障害者300円(要障害者証明提示)
所在地
〒368-0113 埼玉県秩父郡小鹿野町河原沢3515
アクセス
<車でお越しの方>
※カーナビをご利用の場合は、次の施設名等で検索してください。
・龍頭神社 小鹿野町河原沢996-1(Googleマップ)
・尾ノ内自然ふれあい館 小鹿野町河原沢3515(Googleマップ)
※現地駐車場あり
※近隣の道路は凍結が予想されますので、車での走行には十分ご注意ください。
<バスでお越しの方>
①西武秩父駅から西武観光バス「小鹿野車庫」又は「栗尾」 行きに乗車
②「小鹿野役場」で西武観光バス「坂本」行きに乗り換え「尾ノ内渓谷入口」下車
③尾ノ内渓谷入口バス停より林道八日見線に入り、徒歩約20分
※2026年版バスの時刻表やタクシーのご利用についてはこちらから
その他
・環境整備協力金をお支払いいただくと、お一人様1杯の甘酒をプレゼント
・水洗トイレ完備
注意事項
・発熱・高温(37.5℃以上)の方、体調のすぐれない方は入場をお控えください。
・本イベントは、天候や周辺の状況により変更または中止する場合があります。
・現地は、氷柱ができるほど寒い場所です。十分な防寒対策をしてください。
・記念撮影等は、周囲の方にもご配慮いただきながら対応をお願いします。比較的、空いているのは朝の時間帯です。
・現地は、転倒や滑落の危険もあります。足元等、ご注意のうえ安全な場所で見学をしてください。






この氷柱は自然発生のものではなく、地域の人々の手によって造り上げられています。岩場に設置したホースから尾ノ内沢の水を少しずつ流し、時間をかけて凍結させることで形成されます。冬場は日照が少なく夜間の冷え込みが厳しい尾ノ内渓谷の環境が、その造成を可能にしています。気温や天候に左右されるため、完成した姿は毎年変わり、同じ景色は二度と現れません。自然条件と人の工夫が重なって生まれる、一期一会の冬景色です。



