秩父郡の小鹿野町(おがのまち)では、移住や二拠点生活を検討している方が1~9泊まで無料(2026年5月現在)で利用できる「お試し移住住宅」を提供しています。今回、GW中にお試し住宅をご利用いただいたのは、都内の企業で広告事業に従事する20代女性のMさん。今年の春に大学を卒業して新社会人として働き始め、将来的には今の仕事をつづけながら二拠点生活をしたいと考えているそうです。二拠点スタイルの解像度を上げるため小鹿野を訪れたMさんに、小鹿野でのお試し滞在について感想をうかがいました。
ー小鹿野町での「お試し移住」はどうでしたか?
一言で言うと、普段の東京生活とのギャップがすごくて、とにかく楽しかったです。今回は社会人として初めてのGWを利用して滞在をさせていただきました。滞在のきっかけは小鹿野町内の知り合いだったのですが、その方の送り迎え以外は足がなく…お試し住宅に備え付けの自転車を借りられたのが本当にありがたかったです。活動範囲がぐんと広がりましたし、滞在中は好天が続いたので、小鹿野の空気を肌で感じながら移動できました。
ー滞在中は、どのような体験をされたのでしょう?
実際に二拠点生活をしながら「農ある暮らし」を実践されている方と、農業体験をさせてもらいました。体験したのは、水漏れを防ぐために田んぼの縁を掘って踏みしめる作業や、トマトや茄子の定植です。その方たちは自然農に取り組んでいて、「農業っていろんなスタイルがあるんだな」とすごく勉強になりました。別の日には名水の案内(毘沙門水・ふれあい水)もしていただいて、荒川水系の源流もあるという小鹿野の水の豊かさにも感動しましたね。

アテンドしていただいた日以外にも、GW中には色んなお祭りや催しが開催されていたのでお邪魔してみました。電動自転車をレンタルしていた須崎旅館では、女将さんの気さくな雰囲気に癒され、5月4日に花まつりを開催していた十輪寺では、音楽ライヴや甘茶などを楽しめてとても良かったです。
ーご自身が「二拠点生活」をする際のイメージは湧きましたか?
自分もいつか「平日は都内で働き、週末は地方で農業」という暮らしができたらなと思っているので、実践している方との交流はすごく参考になりました。ただ、今回は連休中だったこともあり、休日の過ごし方は具体的なイメージがついたのですが、平日に小鹿野でリモートワークをする感覚を掴むのは少し難しかったです。今回の滞在では、休日のリフレッシュとしてだけでなく、仕事との両立という面でまた違った視点が必要かもしれない、という新たな気づきがありました。
ー今後のステップとして考えていることはありますか?
次回はもっと現実的な部分を深掘りしていきたいです。二拠点生活を本格的に始めるなら、実際どのくらいの費用がかかるのか、また年収はどれくらいあれば実現可能なのか。メリットだけでなくデメリットもしっかり把握して、一歩ずつ理想のライフスタイルに近づけていければと思っています!
ーありがとうございました。

小鹿野町の「お試し移住住宅」は、リアルな暮らしを体験いただけるよう、町民とのコミュニケーションや農作業体験、鳥獣害対策の見学などのアクティビティも選択できるコーディネーター伴走型となっています。1泊~最長9泊が可能で、利用料は無料(2026年5月現在)です。移住のご検討にあたっての情報収集として、ぜひお気軽にご利用ください。

